趣味として写真を楽しむ
写真の楽しみ方って幅広くていいですよね。
週末フォトグラファーが趣味として写真を楽しむことについて日々感じることを書いてみました。
好きな機材を選ぶ
自分が良いと思う写真を撮るよう頑張ったり楽しんだりすることは当然大事なことですけど、どんなカメラ・レンズを使って撮るかってことも同じくらい大事なことだと思うんです。
趣味ですから。
撮ることが趣味なのであれば、撮ることを楽しむ道具にもこだわりたいですよね。
高価な物を買うことが「こだわること」を意味するわけじゃないんです。
最新機種ではないけど思い入れのあるカメラで撮ったり、場面に合わせて手持ちの中から最適なレンズを選んだり、逆にお気に入りのレンズ一本で勝負したり。
どれもこだわりですもんね。写真を撮ることを誰かに求められてるわけではない以上、自分が気持ちよくシャッターを切れる機材で撮ることが最高に決まってます。
仕事ではないからこそ
なんでもありなんです。
勝手にテーマを決めて追いかけてみたり、雑多に気がむくままに撮ってみたり。撮りたいと思えなければ撮らずに別のことしてみたり。例えば、家でコーヒーでも飲みながら写真集とか雑誌を見てみたり、Instagram とか Twitter とかでお気に入りの写真を探したり、何もせずにぼーっとしてみたり。
撮らなきゃ、みたいになるのもなんかもったいない気がします。趣味は人生を豊かにするものですもんね。
趣味だからこそ本気で
貴重な休日に、好きな機材を持って、モチベたっぷりで写真を撮りに行くんです。
となれば、自分なりにガチでいきたいじゃないですか。
早朝、誰もいない時間に浅草寺に行ってみたり、
cityscapeをテーマにあちこち行ってパシャパシャ撮り歩いたり、
写真を趣味にしてなければ、どれもしていない行動に違いないことなんですよね。カメラを持っているからこそ見える景色とか、見たいと思う景色があって、世界が広がる感覚は本当に楽しいもんなんです。
そんな感覚を自分なりに感じれる一枚が撮れた時は本当にテンションが上がるし、その感覚を求めて本気になっちゃうんですよね、きっと。
これからも趣味写真を真剣に楽しみたいです。
戸定邸
千葉県松戸市にある戸定邸を紹介したいと思います。雰囲気が良いオススメなスポットなんです。
戸定邸とは
なんでもWikipediaで調べるのは思考停止感がありますが、今回はざっくりとした紹介のためだけということなので引用です。
戸定邸は、水戸藩最後の藩主徳川昭武が、千葉県東葛飾郡松戸駅に造った別邸。 国の重要文化財。「戸定館」とも呼ばれる。重要文化財指定名称は、旧徳川家住宅松戸戸定邸。(Wikipedia)
ということだそうです。
学生時代まともに歴史とかを勉強してこなかった僕ですが、写真を始めていろいろと出かける中で少しづつ興味を持ち始めている感があります。
戸定邸を撮る
では、早速ですが戸定邸で撮った写真です。
たまたま貸し切り状態だったこともあり、静かな空間の中での撮影でした。シャッター音が心地良くて贅沢なひと時でしたね。
歴史を撮る
城とか寺とかを撮りたいと感じるのは、単純に建築物として魅力的ということもあるとは思いますが、目には見えない歴史を感じさせる空気を写真として切り撮りたいと思うからなのかもしれません。
長い時間を経た中で得てきたもしくは維持してきた価値は筆舌に尽くしがたいものがありますよね。歴史についてよくわかっていなくても感じるものがあったりするわけなんで、勉強してから訪れるとまた違った視点があったりするのかもしれないと思うと俄然興味が湧いてきます。
写真を軸にしていろいろと興味の幅を広げていくとかって、なんか、ちょっと最高な気がします。
新たなテーマは写真の中に
僕はカメラと財布だけ持ってフラフラ出かけることを週末の楽しみにしています。日本橋とか東京とかによく行ったりするんですが、#cityscape とか #architectureみたいなハッシュタグをつける写真が好きなんですよね。
ノーファインダーのススメ
カメラを持って出かけたときファインダーを覗かずに写真を撮ることが結構あります。一枚一枚を丁寧に撮ることも重要だと思いますし、むしろそうやって写真と丁寧に関わることは大事だと思っています。でも、デジタルだからこそできる撮り方もあると思いますし、考えすぎずにちょっとでも気になればすぐにシャッターを切っちゃうのもそれはそれでアリだと思うんです。
街撮り→タクシー撮り
自分が街で撮った写真を見返すとタクシーがフレームインしている写真が結構あって、そういう写真が好きだってことにも写真をぼーっと見返していたときに気がつきました。気になればすぐにシャッターを切っているので写真を見れば自分が何を気にしているのか、好きなのかが見えてくるんですよね。
一度タクシーが好きだ、ってことに気づいてからはタクシーを見かけると思わず撮るようになりましたし、橋の上から信号待ちしてるタクシーを見かけたら動き出す瞬間に備えてカメラを構えたりもしちゃうようになりました。
タクシーのある風景ってなんだかグッとcity感が増している印象でなんか良いんです。
#taxi
新たなテーマは写真の中に
いつも撮る「街の風景」のなかでも「タクシー」という写真のテーマとして追うものが一つ増えたのは喜ばしいことだと思うんですよね。趣味ですから、撮りたいものを見つけて撮ってるわけなんで当たり前っちゃ当たり前なんですが(笑)
僕は、撮りたいものが見つからずに困っていた、っていうわけではなかったんですが、何か新しいテーマを見つけたいと思ったとき、自分がこれまで撮った写真を見返すことで気づく何かがあるかもしれませんね。是非。
家で過ごす日には
雨の休日は家で過ごすことが多い僕です。雨の日には雨の中でしか撮れない写真があって積極的に出かけるのもいいと思うんですが。…億劫なんですよね(笑)
家の中にはいろんな光が
帰宅してリビングに入るとき、ドアの隙間から廊下に漏れている光
窓際のカーテンに差し込んでいる朝の光
夜中のキッチンの照明の光
家の中にはいろんな種類の光があって撮れる写真も様々ですし、家で過ごす日にはそういう写真を撮ってみるのもいいんじゃないでしょうか。結構面白いと思うんですよね。家の中の思いがけないお気に入りスポットを発見できるかもしれません。
それに、目線を変える的な発想は外に出かけたときにも役立つかも?
#ON THE TABLE
Instagramで #on the table で検索するとお洒落すぎる写真がバンバン出てきますよね。僕はon the table的な写真を撮るのが苦手ですが、雨の日こそそういうのを練習してみるのも面白いかも。あれこそまさにセンスな気がしますが、まずは良いと思う写真を真似てみることから始めてみましょうかね。上手くなったと感じる日がきたら記事にしたいですが…難儀。
家族写真
家族で出かけたりすると写真を撮ることも多いと思います。でも、家で過ごすときも撮っていますか?
家族写真を良い形で残していきたいと思っていることが、僕が写真を趣味にしている理由の一つなのですが、家族の何気ない日常を写真に収めることって何気ない日常だからこそイイもんです。
雨の日にはプリントを
雨だから撮りには出かけないという方は、ちょびっと出かけられる時間があればカメラ屋さんでプリントをお願いする日にしちゃうのもいいと思うんです。撮るだけが写真の楽しみ方じゃないですもんね。カメラ屋さんでお気に入りの写真をプリントして、家で珈琲を飲みながら自分の写真を眺めるとか…最高じゃないですか。
家で過ごす日には
晴れた休日に出かけて写真を撮るのはやっぱり最高ですが、家で過ごす日には普段は撮らない写真を敢えてバシバシ撮ってみると撮れる写真の幅に広がりが出るかもしれませんよね。
写真を楽しんでいる人は本当にラッキーだと思います。楽しみ方が無限すぎますからね。趣味写真をエンジョイしましょう!
X-T1を買いました。
X-T1を買いました。
僕は街で写真を撮ることが好きなので、小さくて街の雰囲気にすっと馴染めるX-T1は最高の相棒になってくれる予感でいっぱいです。
最近、子供が生まれまして。メインでD610を使っていましたが、軽めのカメラが欲しいなと思い…かねてから物欲を刺激されていたFUJIFILMのカメラを購入。清水の舞台からフライハイ。
軽いは正義
当たり前ですが、D610より一回り小さくてどこに出かける時も、持って出かける精神的ハードルが低いしとにかく軽い。
カメラのデザインも最高に格好良いし、満足感は極めて高いです。
この佇まいが、カメラと財布だけ持って写真を撮りに出かけたい気持ちにさせてくれます。
フルサイズのゴツさは本気感を演出してくれてモチベが上がりますが、X-T1くらいのサイズだと「やりすぎない感」がちょうどいいように思います。
ファンクション設定の自由度が高い
セレクターキーの上下左右の4箇所にファンクションを設定できます。
また、ボディの前面と上部(初期設定はwifi用)にもあるので、計6箇所で設定可能です。
ネットを見ると発売当初セレクターキーの押し具合がスッカスカだと酷評されてましたが、全然問題ないです。押してる感はちゃんとあります。
レンズの選択が豊富
フジノンレンズはどれも評判が良くて何を買おうか迷っちゃいます。それにミラーレスなのでオールドレンズとの相性もバッチリということで物欲の嵐がハンパじゃないです。迂闊にネットでレンズを見ようもんなら思わずポチっと…ヘリオス欲しい…
僕はボディと一緒に広角レンズを一本購入しました。そのレンズも最高ですがご紹介はまた今度。
フィルムシュミレーションが楽しい
購入前からネットでFUJIFILMはフィルムメーカーだから絵作りに定評があってうんぬんという記事を沢山見たので、撮れる写真の美しさは言わずもがなです。
そして、絵作りで外せないのがフィルムシュミレーション。お気に入りはclassic chromeで彩度低めの雰囲気たっぷりな一枚にしてくれます。
どちらも写真はclassic chromeでraw現像しています(シャープネスとかはそれぞれでちょっといじってますけど)。
品のある彩度低めな雰囲気が、デジタルならではのこってりした色合いとはちょっと違って良い塩梅です。FUJIFILMユーザーの特権なのでバンバン使っていきたくなりますよ。
ちなみに、二枚とも同じ見上げて撮る写真ですが、X-T1はチルト液晶なのでこういう写真も街中でささっと撮れて最高です。Let's look up!な気分です。
X-T1…オススメです!
でも、比較的軽めのD610とは言えフルサイズを使ってきた僕としてはボディも写真データもグッと軽くなったという点が一番大きいです。
僕のX-T1の印象は「肩の力を抜きながら撮ることを楽しめるカメラ」です。
本当にオススメです!